昨日のライドが軽目だったせいか、今朝は脚のだるさも無く快調!しかし天気がイマイチか?昨日と今日の順番を間違えたか?
なーんて、この程度の天気なら、キウイなら気にせず乗るね。今日は一昨日行ったポートヒルの、もっと先の方まで行ってみようと思い、例の勾配表示がペイントされているルートをまた登って行きます。峠にはローディーがたくさん。街から10km走ればこんな峠がある環境。こんな所ならオレもロード乗ってもいいかな?いや、登ったからにはダートで下らなきゃツマンナイじゃん!?
なんてことを考えてると、何だか目の前を馴染みのあるモノが横切りました。
うぉ!?Zerode!?キャメロン・コールのラピエールも!?そうです、ここは明日行われるNZ国内シリーズ最終戦のピックアップルートだったのです!
搬送車の行った方へ行けばスタート付近が見られるじゃん!と、完全に今日の予定を無視して違う方向へ進みます。
しかし霧がどんどん深くなり、終いにははっきり「雨」に。距離にして多分5kmくらいは頑張ったのですが、反対側から走ってくるローディーの顔色を見ると、これ以上行っても良いことがなさそうな雰囲気だったので、名誉ある撤退!
先ほどの峠まで戻って「峠の茶屋」的カフェにピットイン。精神的にも肉体的にも結構疲れた…
フラットホワイトでほっと一息。
そうそう、今日着ていたウェアは、ニュージーランドでは結構メジャーで、着ている人を良く見かける『Ground Effect』の『Sub Merino』と言うヤツで、サイクルジャージ定番のライクラ素材ではなく、ウール・ポリエステル混紡で、これが非常に良かったです。結構濡れた感じだったのに、全然寒くない!日本でも本国から通販可能ですよ。
さーどうしようか?帰ろうかな?でも舗装路戻るのはアホらしいな?と考えてたところ、峠から街へ戻る方向の道に沿ってトレイルがあるのを発見。取り敢えず、半分くらい戻って考えようか?とそこへ。
すると山にかかってた雲は街のほうへ移動し、何とかなりそうな雰囲気になって来たじゃないですか。そうなるとさっきまでの疲れも何処へやら、俄然やる気になって、もう一度山を登ることに。
そして一昨日も走った『ボーエンヴェイル・トラバース』へ。週末だけあって、結構な数のライダーが走っています。2WAYだからすれ違い注意ね。
で
、この先は、山の尾根筋を通ってる車道、『Summit Road』に沿ったトレイルをひたすら走ります。まー、登りも下りもあるのですが、これが最高でした。まー画像でも。
写真が悪くて「ギリギリ」感が出てないな。オレが立ってる岩の向こうは断崖絶壁。高所恐怖症なので内心ドキドキ。
何故かこんなところで結婚式してる韓国人カップル。
写真撮りながらだったから、かなりのんびりペースでしたが、何だかんだ3〜4時間は走っていたでしょうか?メーター付けてないし、iPhoneのGPSも動かしていなかったから、距離は分かりませんが、かなりガッツリ走りました。で、ビーチに出てフィニッシュ。オレよく頑張った!
が、しかし、ここのビーチから街へ戻るには一山越えなければならず、これがまた激坂!一山越えてまた違うビーチへ。うーん、この先は一応海岸線沿いに道がある感じで、比較的フラットな気もするが、街まで何キロあるんだろ…?
と、そこでふとすれ違ったバスの鼻先にあるモノが!
ん?それバイクラックじゃ無いの!?
えー、まだまだ元気で街まで自走することも出来たのですが、このブログを参考にニュージーランドに来るかもしれない、読者の皆様の為に(大嘘)、
オーイェー!!
車内にはインストラクション。積む時、「???」みたいな顔してたら、バスの運転手さんが手伝ってくれましたが、基本的には自分で、自己責任で積むモノ。しかも何処のバス停でも積み下ろし出来る訳では無い様です。市内まで25分くらい掛かったので、自走だったら死んでたでしょう…。
宿の近くまで戻って来た所で、ふと何かに呼ばれた様な気がしたので振り向くと日本食材屋。
今日の自分ご褒美にヱビス!やっぱり日本のビールは美味い!今日はもうメシも作らず、宿の近くにあったジャパニーズ居酒屋に行く!
明日はNZ国内シリーズ最終戦の観戦に行きます。自走で。遠い、って言うかまたあの峠越えて行くのか…